怪鳥インコのブログ

お勧めラノベ紹介

どっこいラノベ講座 第二回「自分の思う、ラノベの長所」

今回はラノベ講座第二回ということで、いきなり核心である、私の思う「ラノベの魅力」について語っていきたいと思います。
基本的にはラノベの魅力が分からないという人のために書くので、当たり前のことばかりだったりダラダラと長かったりするため興味がなければ今すぐ引き返した方が良いです…!(ガチ)

また、話題が話題なので今回こそはしつこいほどに個人の感想だということを強調していきたいと思います。個人の感想です。
まぁラノベの長所はそのまま短所だったりしますし、私がどんなにラノベの魅力を語っても、ラノベが好きになるかどうかは個々人の感性や作品のジャンル次第にはなってしまいまうんですけどね。個人の感想です。
では、講義を始めます。

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・魅力の特化
ラノベの特徴の一つとして、まずは魅力を最大化するためならなんでも削るところが挙げられると思います。
例えば異世界設定が楽しいラノベであれば、開幕2ページくらいで主人公がトラクターに轢かれる。主人公の無双が楽しいラノベであれば、開幕3ページでヒロインが悪漢に連れ去られそうになり次のページで主人公が自分の力を思いだし同ページで敵を殺す。
この分かりやすい魅力以外をとことん削る行為、「特化」はラノベの長所の一つだと思っています。
ラノベが特定の魅力に特化する傾向は年々増しており、私はこれの行き着く先が見たくてラノベを愛好してるところもあります。楽しませるためならルール無用、みたいなあの感じが好きです。
ちなみに、ヒロインが特に理由もなく主人公に惚れるというように、ラノベのリアリティが少なくなりがちなのも大部分はここに起因しているように思います。なのでこれを長所と言うか短所と言うかは人次第。
長所だと思う方は是非是非、直感に従って気になるラノベを手に取ってみてください!あなたもラノベ中毒になれるかもしれません!


・極端化
上記の「特化」にも通じるところが有りますが、ラノベに極端なものが増えてきているのは良い傾向だと思っています。
ブラックなラノベを書くぞー、となったら限度を設けずとにかくブラックにしたり。ゆるふわなラノベを書くぞー、となったらどこまでもゆるふわだったり。
「特化」が魅力以外を削る行為ならば、この「極端化」というのは魅力のパワーをとにかく上げていく行為です。
結果的に頭悪そうに見えてしまうところが難点ですが、適度に完成度の高いラノベやアニメが溢れかえってる現在、たとえ完成度が低くても純粋なパワーで勝った極端なラノベが価値を増しているように思います。少なくとも私はそちらの方が好きです。
勿論「特化」や「極端化」をせず地の力で勝負するラノベも多いですが、この二つの特徴がラノベの主流になっています。


・魅力がシンプル
極端化には「魅力の最大化」以外に、「魅力をシンプルにする」効果も有ります。
それによって、例えば「バトルの格好よさ」と「笑い」が魅力のラノベ、などのように魅力の可視化がしやすくなり、魅力を感じやすくなります。
大衆娯楽において分かりやすさは大切ですし、単純に、好みのラノベが見つけやすかったりラノベを他人に勧めやすいというメリットにもなります。
勿論これによってラノベの可能性が狭まるなどの短所もあるので、ラノベの特徴はどれも一長一短。パワーを出すために大事なものをたくさん捨てちまった感は、ラノベのイメージ通りであります。


・読みやすさとトレジャーハント
ラノベには地雷、つまり面白さの欠片もないような作品が、それなりに多いというのが私の実感です。
これに関しては私の好みが偏っていることも起因しているので、十割当たりだぜという人もいるかと思いますが、ともかく個人的に微妙なやつは多い。特に、コンセプトは面白いのにそれを活かしきれてないという作品が最近多いように思います。
しかしそれでも新しいラノベに挑戦し続けられているのは、やはり読みやすいという理由が大きいです。
つまんなくても、最後まではギリギリ読めてしまう。そうこうしてる内にラノベ読みまくってる。そして、ラノベが地雷原だからこそ、大当りを掴めたときの喜びは大きい。そのことを私はここで、主張したい(ひねくれた感想です。見習わないようにしましょう)。


・単純に量が多い
一冊買ったら、一時間か二時間くらいはラノベが楽しめます。
それを長所と思うか短所と思うかは(ry


・単純にイラストがついてる
口絵に二枚、挿し絵が数枚。
やはり、あの多すぎず少なすぎないイラスト数が、ラノベ熱をとにかく煽ります。
地雷をひいてもイラスト集として楽しめますし、最高!


・ステータス画面とか好きよ
『インフィニット・デンドログラム』を読んでいて思ったことですが、やはりラノベはアニメなどに比べてステータスの説明やら設定の説明やらに適しているというのも、ゲームを下地にしたラノベが多く存在できる理由の一端なのかもしれません。良いですよね、ステータス画面。


はい、以上になります。
ラノベ単体のお勧めポイントなら多く思い出せますが、ラノベ全般の長所となると、意外と思い出すのが難しいものです…。思った以上に当たり前のことしか言ってませんね…。ふ、不甲斐ない…!
以降、ここに記した以外の長所を明文化出来ましたら、随時記事にまとめていきたいと思います。今回はとにかく、ラノベの何たるかだけをなんとなく感じていただければです!
では、講義を終わります!申し訳ない!(別れの挨拶)