インフィニット・デンドログラム 一~四巻
ここから連続で、新作ラノベ総選挙の一位から三位まで紹介します!
最初に紹介するのは一位の『インフィニット・デンドログラム』です。
内容を端的に説明すると、「VRゲームもの」の一言に尽きます。
ゲームをするだけなのでシリアスパートは少ないし、デスゲームじゃないので主人公に死の危険さえありません。
そのため合わない人には徹底的に合いませんが、VRゲームものがそもそも好きだったり、ゲームのプレイ日記読むの好きだよって人には結構おすすめできる作品です。
インフィニット・デンドログラムというのは本作の取り扱うゲームの名前で、その特徴は一人一つずつ特別なアイテムを手にしているということ。
それは武器だったり乗り物だったりモンスターだったりするのですが、キャラそれぞれが全く予想できない特徴を持っているので、実質的には異能バトルもののような新キャラへの期待感をもたらします。
そしてそれ以外にもマルチジョブシステムとか強敵撃破特典とかスキルシナジーとか、RPG好きにはたまらない要素が盛りだくさん。
つまり、ゲームものの地道さと、異能バトルものの派手さが組合わさっているのが、この作品の魅力なのです。
一言で言い表すならば、目新しいところはないけども、死角もないVRゲームもの。
VRゲームもの読みたいけど文章とか適当なの多くて読む気おきない、逆に、SAOやオーバーロードのゲームシステム好きだけど余計なところ多い、などと考えてる方にお勧めの一冊です。
強敵の二つ名だけ見て能力明かされる時を期待できる人や、新装備の効果説明だけで楽しめる人には特にお勧めです!